カスタマーハラスメントについて | 学研都市社労士ブログ

カスタマーハラスメントについて

最近、カスハラ、カスタマーハラスメントは、テレビ番組等でもよく取り上げられています。しばしばクレームと混合されますが、その違いについては、基本的に次のようなものと言われています。。

クレームは、サービスの向上や品質の改善などを目的に「要求がある」「依頼をとおしたい」という場合が多く、企業はクレームをとおして改善点や反省点を見つけられます。

カスハラを行う目的は、「嫌がらせ」「酔っ払い」などの理不尽な嫌がらせや悪質ないじめとなっているのです。良好性のある要望や要求を目的にしているクレームとは大きく異なります。

ご存知のとおり、企業には「安全配慮義務」という、業務上での怪我や病気、危険業務から従業員の安全を配慮しなければならない義務があり、カスタマーハラスメントによって重度のストレスを抱えた従業員に対して、企業が何も改善を行わなかった場合、企業は安全配慮義務違反とみなされる可能性もあります。

詳しくは、厚生労働省のカスタマーハラスメント対策企業マニュアル等をご参照ください。